２月３日は節分。季節の変わり目を示す言葉ですが今では邪鬼をはらう行事として「豆まき」の日になっていますね。

しかし、節分は豆まきだけでく「節分お化け」という風習があるのをご存知でしょうか？

節分お化け」という行事は、節分の当日の夜に行われる厄除けの儀式で普段とは違った服装で寺社へ参拝する江戸時代から昭和初期にかけて行われた古き良き日本の伝統行事なんです。

この時、男性は女性の格好、つまり女装したり、女性は男装したり、お年寄りが若い女性の格好をしたり、女の子が年頃の女性の格好をしたそうな。様々な格好に「化け」て鬼を惑わしたということから、この風習を「節分お化け」と言うようになったようです。

基本的にはいつもと違う格好をすることによる厄除けだったようですが、老婆が若い女性に化けるのは若返りの為であったりとか、女の子が年頃の女性に化けるなるのは良縁に恵まれるようにという願掛けでもあったりしたそうです。

今の自分とは真逆の対象に扮することができる「節分お化け」は、いわゆる現在のコスプレみたいなものだったのかも。。。

大江戸 新よしわら 節分お化け異装コンテスト

長くなりましたが、この「節分お化け」、京都の方では未だに風習として残っているようですが、それを参考にして江戸時代より文化の中心地として栄えた吉原でも「節分お化け異装コンテスト」を２月1日に開催します。

今年のテーマは「妖怪」。
集まった妖怪による大運動会、夕方からは街に繰り出し百鬼夜行を行います。
他にも会場には「妖怪茶屋」が出現、「妖怪なべ」などの料理が食べられます。

参加する場合は事前予約制が必要。先着200名で、日本の妖怪のみ参加可能。
海外の妖怪は参加できないんです（ハロウィンみたいになっちゃいますしね）
ただ自分で考えた妖怪はOKとのこと。

参加費は一人1,000円。申し込み方法は、吉原商店会のホームページから。定員になり次第締め切りです。

夕方からの百鬼夜行は楽しみですね。
この「節分お化け」も、そのうちハロウィンみたいに日本文化に定着しちゃうかも知れませんね。まあ、もともと日本の文化だからいいか！

■開催期間：　平成26年2月1日（土）　午後1時～午後４時
■会　　場：　 台東区立花園公園（台東区千束3-20-7）
■参加定員：　先着200名（予定人数締め切り）
■参加費 ：　一名に付き1,000円（参加者記念品あり）

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タカラトミー 2015-07-16

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